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日本あんこ協会が推進する食育について

日本あんこ協会では、我が国が進める「食育推進基本計画」の中でも重点事項に取り上げられる12項目のうち、以下の7項目において、あんこを通じて食育を推進しております。今回の第4次食育推進基本計画は、令和3年から概ね5年間を計画期間とするもので、平成28年度に内閣府から農林水産省に食育推進に関する事務が移管されて、初めての食育基本法に基づく基本計画となっています。

1 みんなで楽しく食べよう

家族や仲間と、会話を楽しみながら食べる食事で、心も体も元気にしましょう。

日本あんこ協会が目指すビジョンのひとつに、「皆が家族愛を想い出せるきっかけとなる組織となる。」というものがあります。あんこは世代や性別、立場など、あらゆるボーダーを超え、老若男女誰もが笑顔で食べられるスイーツであると堅く信じております。弊会が主催するイベントや協力させていただく催事、さらには発信コンテンツなどでは、あんこを「みんなで楽しく食べること」を前提に企画し実施することに努めております。

4 太りすぎない やせすぎない

適正体重の維持や減塩に努めて、生活習慣病を予防しましょう。

弊会では、大好きなあんこを健康的に摂取することで、すべてのあんこファンの皆さまが生涯現役あんこを貫けるように、管理栄養士とともに糖質過多や運動不足を予防する知識や情報の発信に努めております。

7 災害にそなえよう

いつ起こるかも知れない災害を意識し、非常時のための食料品を備蓄しておきましょう。

羊羹や缶詰あんこ(ゆであずき缶を含む)は今、防災食としても注目を集めております。保存性に優れ、美味しく、カロリーもしっかりと摂れ、さらには食べるとほっと餡心感を得られる点で、危機的状況下においても、皆さまの生活の一助となれる存在です。あんこファン以外の方にも、防災食としてのあんこを広く認知いただけるよう、啓蒙活動に努めております。

8 食べ残しをなくそう

SDGs(注)の目標である持続可能な社会を達成するため、環境に配慮した農林水産物・食品を購入したり、食品ロスの削減を進めたりしましょう。
(注)SDGs(平成27(2015)年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」における持続可能な開発目標)

日本あんこ協会では、弊会宛てに試食用や贈答用としてお贈りいただいたあんこやあんこ菓子は、職務の範囲でしっかりと目的に沿って消費させていただく一方で、どうしても食べ切れないと判断したものに関しては、予め未開封の状態で取り置きし、場所・タイミング・需要が合致する子ども食堂へ寄付させていただくようにしております。

9 産地を応援しよう

地域でとれた農林水産物や被災地食品等を消費することで、食を支える農林水産業や地域経済の活性化、環境負荷の低減につなげましょう。

日本あんこ協会が目指すビジョンのひとつに、「あんこを通じた地域振興ができる組織となる。」というものがございます。全国の百貨店や商業施設、鉄道会社、地方自治体とともに、あんこ関連のイベントや催事を行い、地域のあんこスイーツや小豆の魅力を発信することで、地産地消のサイクルに貢献しております。

11 和食文化を伝えよう

地域の郷土料理や伝統料理等の食文化を大切にして、次の世代への継承を図りましょう。

あんこは言うまでもなく、和食を代表するスイーツです。日本あんこ協会では、発信する情報や活動の中で、流行のあんこスイーツだけに注目するのではなく、地域の郷土菓子や伝統菓子など、長きにわたり愛されるローカルあんこスイーツの魅力も発掘し発信し続けております。偏りのない情報発信や活動を意識し、我が国のあんこ文化が忠実に継承されていくことを目指しております。

12 食育を推進しよう

生涯にわたって心も身体も健康で、質の高い生活を送るために「食」について考え、食育の取組を推進しましょう。

あまたの人が質の高い生活を送るための「食」を実現するためには、世界平和は欠かせません。「あんこを通じて世界平和を実現する」という日本あんこ協会のミッションを基軸に、さまざまなあんこに関する活動を通じて、正しい食育をさらに進めて参ります。

農林水産省「ありが糖」運動について


日本あんこ協会は、農林水産省が進める砂糖の正しい知識の啓蒙と普及を推進する「ありが糖運動」の参画団体として、また弊会会長のにしいあんこが同運動のアンバサダーとして、砂糖を通じた正しい食育を進めております。「ありが糖運動」参画に関するお知らせはこちらのページをご確認下さい。

あんこ女子検定

あんこ男子検定