この度、2021年9月9日をもちまして、私ども日本あんこ協会の協会員が7000名に達しましたことをご報告申し餡げます。

弊協会員は通称「あんバサダー」という称号のもと、あんこを愛し、日々あんこの普及振興に努めております。

私どもの理念は、発足当初の2018年より変わることなく、「あんこを通じて世界平和を実現する」ことです。あんここそが、世界平和の実現に必要不可欠であることを信じてやみません。

なぜなら、私たちは、あんこを通じて、いろいろなことを思い出すことができるからです。

むかし、おばあちゃんが炊いてくれたあんこ。家族できり分けて食べた貰い物の羊羹。お正月に親戚みんなで食べたぜんざい。合格発表の日に友達と食べためでたい焼き。

あんこには記憶がやどっています。それはぬくもりです。ひとがこの世界で社会を作り、存在し続けるためには、どうしてもぬくもりが必要です。

そして、ぬくもりは、未来にはありません。ぬくもりは、過去にあり、現在に感じるものだからです。

私たちは、まさに今、この瞬間にあんこを通じて、ぬくもりある記憶を呼び起こすことができます。過酷な未来へと歩んでいかなければならない現代において、これほどの希望はあるでしょうか。

私たちには、希望があるのです。美味しいあんこを食べて、笑顔になれます。やさしくなれるのです。

奇しくも、本日は重陽の節句であり、このような喜ばしい発表ができたことは幸甚の至りでございます。私ども、日本あんこ協会は、これからもあんこを通じて世界平和の実現を目指して参ります。

今後とも何卒よろしくお願い申し餡げます。

広報部